みなさんフードシェリングサービス「TABETE」はご存知でしょうか?
2018年4月29日に正式サービスを開始し、2018年8月21日にはiOS版のアプリをリリースした、いま乗りに乗っているフードシェアリングサービスです。
テレビの露出なども多く、店舗へ食品を受け取りに行くスタイルのフードシェアリングサービスの中では最も利用者が多いのではなでしょうか?
今回はこのTABETEの魅力の秘密を考えていきたいと思います。
目次
フードシェアリングサービスとは?

そもそもフードシェアリングサービスとは何かご存知でしょうか。
フードシェアリングサービスとはフードロス(食品廃棄)を減らすために作られたサービスの事です。
廃棄処分される予定の商品を割安価格で利用者に提供するというもの。
飲食店側にも利用者側にもメリットがあり地球にも優しいサービスです。
詳しくは下記リンクにて参照下さい。
フードシェアリングサービス『TABETE』とは?

(公式サイト:https://www.cocooking.co.jp/food-sharing/)
TABETEは2018年4月29日に正式サービスが始まったばかりのフードシェアリングサービスです。
すべての食事には、つくった人の気持ちが込められている。
そんな「食べて」の想いを最後まで「食べ手」まで届けるのが、 TABETE の役割です。
出典:TABETE
渋谷駅・恵比寿駅・麻布十番駅周辺をメインとして現在は三軒茶屋・中目黒へもエリアを拡大しています。
東京以外にも『TABETE』を広げたいと語っています。
TABETEが登録者数10万人を突破!
2019年2月にTABETEは登録者数10万人を突破しました!おめでとうございます!
【TABETE10万人突破記念!!10日間限定レスキューパスがスタート!】
ついに…TABETEのユーザー登録者数が10万人を突破いたしました!😂突破を記念して、誰でも・何度でも100円引きになる「レスキューパス」を配布します!10日間で450食レスキューを皆様と目指していきます!https://t.co/WgCJeymyfP— TABETE(タベテ)公式 (@tabete_me) 2019年3月4日
アプリ版リリース前からずっとウォッチしていましたがここまで急成長をするとは正直思っていもいませんでした。これもTABETEを運営されている方々一人一人の思いが強かった結果なのだと思います。
関東だけに限らず全国的に普及していって、フードロス削減へ大きく貢献していっていただけることを願っています!そして早く愛知でも利用できるようになってほしい!(笑)
今回は、勝手ながらTABETEの魅力を個人的に考えてみました!
TABETEの魅力とは?
なぜTABETEはここまで普及していったのでしょうか?私なりに考えてみたので最後にご紹介してこの記事を締めくくりたいと思います。
1.テレビ露出の多さ
まず1つはなんと言っても露出の多さです。ほかのフードシェアリングサービスはテレビの露出がほとんどありません。しかしTABETEはニュースなどに取り上げられるなど露出が多いです。
これはフードロス問題を何とかして解決しなければいけないという国の動きもあるでしょうが、ニュースに取り上げられるほど信頼を得ているTABETEの力に他なりません。
テレビ局に営業へ行ったのかテレビ局から依頼があったのかはわかりませんが、メディア露出というのはかなり大きい理由なのでしょうね。
テレビ放送後にアプリのダウンロードランキングがマクドナルドを凌いで1位になったり、今回もテレビ放送後に10万人突破しているので、テレビ露出の効果は絶大のようです。
しかしテレビによっては「半額でご飯が食べられる!」といった値下げのみを強調してフードロスの話をあまりしていない場合もありました。これには少し残念な気もしました。安く食べられるのもそうですが、社会貢献が出来るという点をもっとプッシュすべきだと思う場面でした。
2.フードロスをなくしたいという強い思い
テレビ露出があったとしても、テレビを見た人が利用する気にならなければ意味がありませんよね。人を動かすというのは凄いことです。
それを実現できているのはTABETE運営側の強い思いに他なりません。フードロスを削減したい、社会貢献をしたいという思いが利用者に伝わっているのだと思います。
また先日このようなツイートをされています。
TABETEは、お店様に過度な割引やお店の価値を下げる可能性のあることを推奨していません。また、ロスだけで商品を完成させることも難しく、お客様の大切な一食のためにもロスのものと何かを組み合わせて出品をお薦めしています。
捨てるものだから、と言ってお客様をがっかりさせることはできません。— 川越一磨 #CoCooking CEO/TABETE (@kazucatch) 2019年2月20日
店舗側のイメージを損ねずフードロスを削減して、利用者にも満足してもらうためにはどうすべきかの考えを綴ったツイートのようです。
決して利用者を満足させるために出来る限り値下げをすることが目的としていないことがわかります。店のイメージとフードロスと利用者の満足、3つすべてを成功させることはかなり困難ですが、利用者としっかり向き合ってTABETEを成長させていきたいといった思いがこのツイートからは感じ取れました。
それほど思いが強いという事なのだと思います。私たち利用者もこういった思いに惹かれて利用しているのでしょうね。
3.SNSの発信力
忘れてはならないのが彼女の存在だと思います。
「なんでそんな儲からなそうなことやるの」と言われるけども、やってて1番「楽しい」と感じるのが社会課題の解決に繋がるサービスをつくることだから仕方ない。複雑な要因が絡み合って中々解決できない課題を、「サービス」を使ってムーブメントにすることに、何度でも挑戦していきたいと思う。
— しのだ🍞TABETE COO (@0815Sama) 2019年3月2日
あまり大きい声では言えませんが、TABETE公式や社長よりもフォロワー数が多いです。彼女はTABETEに限らず有益な情報を発信しています。
私も実はTABETEを知るきっかけになったのが彼女のツイートからでした。そういったフードロスに関心がない層にも関心を持たせる力を持っているのだと思います。
4.ストーリー仕立てのPVの見やすさ
tabete紹介動画(1分) |
こちらの動画は多く作りすぎてしまったカレーをtabete利用者が購入すると言ったストーリー仕立てのプロモーション動画です。
店員さんが美味しそうな料理を前にしてゴミ箱に目をやるシーンがなんとも言い難いですよね。これをみたらレスキューせねば!と思ってしまいますw
これはTABETE公式サイトにアクセスするとまず最初に流れる動画です。きっと、まず最初にこの動画を見てほしいと思って作ったのでしょうね。
5.「レスキュー」
これは私の勝手な考えですが「廃棄商品を安い値段で買った」と「食品をレスキューしてきた」ではかなり印象が違いませんか?
この「レスキュー」という言葉、かなり印象が良くなる気がしています。この言葉を使うと食べ物を助けて社会貢献をしている気持ちになります。
この「レスキュー」という言葉も魅力の一つだと感じます。言葉の力って偉大ですね。
TABETEの今後について

『TABETE』は正式サービスが開始したばかりのフードシェアリングサービスです。
掲載店舗も東京都と埼玉の一部に絞られており、どのように全国展開していくかが今後の課題となっているようです。TABETE側も対象地域を今後拡大していく予定としています。
地方でサービスを行う場合は地方特有の条件を加味したサービス内容を考える必要があるなど、課題は山積みだと思われます。
店舗側・利用者・環境の3方向に優しいサービス『TABETE』が今後全国的に拡大していく事を願っています。出来れば愛知県に早くきてほしい…!(願望)
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